まちなか探検隊 旧富士川町松野地区 報告

しゅほやま

2010年04月27日 13:52

4月25日(日) 旧富士川町松野地区へ行ってきました。




集合場所は旧富士川町 松野まちづくりセンター 駐車場

参加者18名。お子さんが多かったのが、よかったです。

ここは、山梨へむかう旧道沿い。

このセンターの裏には旧道と並行して続く身延道が。
今日は、この自動車じゃ通れない道を歩いて北松野方面へ。





すぐに富士山が良く見えるスポットが。






この地域ではここだけという、双体道祖神。路傍の神様です。





ほとんど、人の家の裏路地。これが昔の身延道とか。
途中で途切れて、自動車道にでたりと、右へ行ったり左へ行ったり。
ほとんど、オリエンテーリング状態。






富士川二中の外周には、なぜかやぎが。
子供さんたちが大喜び。








由比へむかう山から富士川へ流れる有無瀬川。
この川沿いには、紀州武田氏の末裔、萩氏の居館址、北松野城跡(城山)などがあります。






馬頭観音。頭上に馬の頭をいだいた観音像で、唯一憤怒相をしています。






日蓮宗妙松寺。この山門は町指定文化財。屋根の下部分に鐘が見えます。







2時間近く歩いたあと、今回のメインは火の見櫓の櫓an(やぐらあん)さんへ。
火の見櫓でまちおこしをしている若い人たちのグループです。

火の見櫓は、江戸時代、地域の中心にあり火事の見張りをしたり、
火事を見つけたら、半鐘を鳴らして、火事がおきていることを知らせたりする塔です。

今では、耐震の問題などで、取り壊されていますが、歴史的な価値が見直され
研究の対象にもなっているそうです。

20m近くあるこの火の見櫓を移築して、まちおこしに活動しています。

なぜか、このてっぺんまで上る人がいるんですねえ。怖~。






真ん中が今日、紹介をしてもらった久保田さん。





こちらは、見学に来てくれた人用に、一服できる「無上帑(むじょうど)」という
喫茶店を運営しています。焼き物や絵画に囲まれた部屋で飲むコーヒーは格別。






今回一押しの風景がこれ。無上帑から見た富士山。
大きな窓ごしに富士山を見ながら飲むコーヒーがおすすめ。


関連記事